今日はズブロッカについて。
実は鹿山はズブロッカが大好きで
ズブロッカセミナーのズブロッカ講師をするほど
ズブロッカを愛してる。
(ズブロッカZoom先生をした時の撮影セット↓)
ズブロッカはポーランドを代表する国民酒
正確な発音は『ジュブルフカ』
ズブロッカはライ麦ベースのウォッカに
ズブロッカ草を浸漬して作る薬草酒。
僕はズブロッカが昔から大好きなので
ズブロッカ草を栽培して
自家製ズブロッカを作ってみた
ここでズブロッカって何だろうって
思った方にQ&A形式でお伝えします。
そもそもズブロッカ草って何だろう?
ズブロッカ草は別名
バイソングラスorスイートグラスともいう。
ズブロッカは桜餅みたいな香りと味わいのする
ウォッカ。それはズブロッカ草に含まれる
クマリンの成分が桜餅のような香りと味わいを
作り出すのだ。
もとい桜葉にもクマリンは含まれる。
何でウォッカにズブロッカ草を入れるか?
ポーランドやロシアのこの文化圏は
500年以上ウォッカに何かしらを浸漬させている。それは雑味を消す為でもあるし薬効を求める為でもある。ズブロッカに限らず
今でもポーランドやロシアに行けば自宅に
ウォッカにチリ、生姜、胡椒、ベリー類、
ハーブ類など草根木皮を季節ごとに浸漬し
各家庭ごとの味がありそれを楽しむ。
よってそれはその地域の【文化】である。
その中でもズブロッカ草を浸漬したウォッカは
歴史の中で大衆に受け入れられてきた。
因みにズブロッカの商標登録年は1894年
ズブロッカはどれくらいの歴史があるのか?
ロシアとポーランドは今でもウォッカ起源論争をし国際裁判まで発展した経緯がある。
ウォッカという概念の起源は14世紀まで遡れる。その中でウォッカにズブロッカ草を浸漬していたという記述は1500年代に存在している。
歴史は古いのだ。
因みに初めてズブロッカを飲んだ日本人は
江戸鎖国時代の1700年代に嵐の為に漂流難民となりロシアに漂着し9年の歳月をロシアで過ごし
時の皇帝エカチュリーナ2世にも
謁見した大黒屋 光太夫。
彼の回顧録で酒類にも良く言及されており
ズブロッカと思わしき記述もある。
これはウォッカマニアの間では有名な話しだ。
日本人ズブロッカ愛飲第一号大黒屋光太夫↓
ズブロッカの主産地はどこ?
- 【材料】
- スピリタスウォッカ96度 1本(500ml)
- 乾燥ズブロッカ草 30g
- 水 1ℓ