こんにちは鹿山です。
今回は水中における熟成について
数年前バルト海で約200年前のシャンパンが飲用できる完璧な保存状態で沈没船から引き揚げられたのは記憶に新しい。
それ以外でも沈没船から引き揚げられたシャンパンやワインが時折大きな話題になる。
憧れやロマンがあるからだけでなく、海の波動で瓶がゆったりと揺れ、アルコールと水の分子がうまく合わさり味がまろやかになる。
はたまた海中の1年は地上の10年に匹敵し、熟成が早くなるなど、酒好きにはたまらない逸話が多い。
いわゆる最近流行りの超音波による熟成促進と同じ原理である。
そんなロマンを再現しようと、海中で酒を熟成させる試みが各地で行われている。
日本も例に漏れず泡盛の海中熟成、最近では日本酒の海中熟成が南伊豆で行われるなど、とかく海に沈める事が多い。
なので鹿山もムーブメントに乗り沈める事にする
皆が海なので僕は沼にしてみる
アードベックを沈める
泥炭によるピーティな味わいのアイラモルトであるアードベックを泥にまみれた沼で沼中熟成はアードベックにおいて海中よりも整合性があり沼中熟成は世界初の試みである
海中と沼中との熟成速度の違いは海中では沼中より波動を大きく受け熟成は進む。深度にもよるが海水温は基本一定である。
沼中では深度は海底よりも浅く水温は高めであるが今回沈めた沼は鹿山の実家近くの為、盆地気候で冬場は氷が張るくらい寒いので四季を通して寒暖差がある。
しかし海よりも水による波動が弱い為、プラスマイナス差し引いて熟成速度は同じくらいではないかと考える。
沈めてみよう
使用材料
①ゲージ
②ロープ
③杭
④アードベック
ロープと杭は沼との側面に生えている木の根の下に打ち込む
ロープでしっかり固定
では実践
ザブーン
ぶくぶくっ
一年後楽しみにしてて下さい
今宵西新宿Bar BenFiddichお待ちしております。
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