鹿山です。
実は昨年から密かに始めていた養蜂
なんでバーテンダーが養蜂始めたかっていうと
Bar BenFiddichの強みは
鹿山の実家の畑から
育てたボタニカルを
カクテルの素材として利用するというのが
一つの特徴
↓
例えば
(ニガヨモギを収穫する鹿山)
毎年思っていたこと
鹿山畑に咲き乱れるフェンネルの花に
毎年蜜蜂がわんさか集い
蜜を採っているのを記憶していた
鹿山シグネチャーカクテル
【Fennel Flower Sazerac】
で
あっこれってもしかして、、、
鹿山畑のフェンネルの花を
精製した鹿山自家製フェンネルスピリッツ
及び
鹿山畑のフェンネルの花を使ったカクテル
さらに
そのカクテルにおいての甘味付は
同じ鹿山畑で採れた
フェンネルの花から採蜜される蜂蜜
全てのものが単一の畑で補い
一杯のグラスに表現してしまうという
super sustainbility(サステナビリティ)な
【超循環型カクテル】
ができるではないか
という発想が養蜂を始めた動機だ
なので蜂を買ってみた
普通に
女王蜂1匹
蜜蜂6000匹相当が
宅急便でくる
開封の儀
御開帳
圧巻
刺され過ぎてアレルギー性ショック症状が出て
病院にも行った
育てるのは草花だけじゃなく
それに纏わる循環型のもので新しい何かと思っていて蜂自体に最初は愛着など皆無
しかしながら
蜂を飼育すると
どうしてか
だんだん愛着が湧いてきて
蜂の巣が大きくなる度に心踊り
蜂が前足で顔を擦ってるとこなんか
萌えポイントに感じれるようにまでなった
しかし未熟だったのか
とある大雨の日
巣枠の確認のため
巣枠に固まってる蜂を落とすべく
タイヤの上からトントン!
蜂が大雨により巣に戻らずタイヤの溝に集まって固まって暖をとりだす
さらには
タイヤは黒だから蜂が群がりやすく大雨の中動けなくいた
このタイヤの溝に蜂が溜まった
晴れた日に様子を見たらタイヤの溝に
蜂の死骸の山があって
たぶんきっと
そこに女王蜂もいて死んでしまったんだろう
それがすぐに分かったのは
その事件後
新しい蜂の子が産まれておらず
分蜂してる素ぶりもないので
ただ、ただ、女王蜂だけが存在しない
死んじゃった
そこからは早かった
とある時に鹿山畑に帰ったら
蜂が一匹もおらずもぬけの殻
どこかにみんな行ってしまった
もぬけの殻になった巣箱
↓
が
しかし
蜂の巣は蜜蝋にもなるし
色々活用できるので
結果 自家製蜂蜜ではないが
そして2019年
様々なボタニカルが芽吹く4月
新緑の時期
養蜂を始めるにはうってつけの季節
今年もまた再挑戦したいと思う
諦めない
継続する力が大事だと思う
以上
今宵
西新宿 Bar BenFiddichお待ちしております